間税会とは
消費税を中心とした間接税の納税者で組織する民間団体です。間接税についての知識を習得し、自主的な申告納税体制の確立を通して、円滑な税務運営に協力しています。
※間接税とは消費税、酒税、たばこ税、揮発油税、地方揮発油税、石油石炭税、石油ガス税などのように、納税者と担税者が異なる税で、この税金分は通常、取引価格に上乗せされて取引先に転嫁されていきます。なお、印紙税も一般に間接税等として、広い意味の間接税に含まれます。
間税会の組織
全国の税務署の管轄区域ごとに単位間税会があり、各県(又は地域ブロック)ごとに県連合会(地域連合会)が、また、各国税局の管轄区域ごとに局連合会が組織され、そして12の局連合会が集まって全国間税会総連合会(略称「全間連」)を構成しています。
このように間税会は、全国組織の団体で、全国連携の下に活動しています。
間税会の目的
次の事を目的としています。
● 税務知識の習得と普及
● あるべき税制の調査・研究と改善意見の具申
● 円滑な税務運営への協力
● 会員企業の発展
間税会の活動
次のような活動をしています。
● 消費税などの税法研修会の開催
● 消費税などの啓発・ピーアール
● この活動の一環として、「世界の消費税」図柄刷り込みのクリアーファイルを作成・配布しています。
● 税の標語の募集と優秀作品の顕彰
● 消費税完納運動の推進
● 消費税などの税制をより合理的なものとするための調査・研究
● この活動の一環として、海外税制調査を行っています。
● 税制・税務執行についての提言
税制・税務執行についての会員のアンケート調査や海外税制調査結果などを全間連で集約して提言書をまとめ、毎年、財務省・国税庁・税制調査会などの税制当局に提言しています。
● 定期的に発行する会報などを通じて、会員にとって有益な財務や経営に関する各種の情報の提供
● 会員相互の連帯と協調を図るための交流会・親睦会や講演会の開催
● 国税当局との意思の疎通を図るための意見交換会や懇親会などの開催